【読書記録】お局美智 経理女子の特命調査
こんにちは~
急ですが、この間図書館で借りて読んだ本が面白くて、
ブログで紹介したい!と思ったので記事にしてみます。
読書はたくさんする方では全くありませんが、大体1か月に1冊くらいは読んだりします。
文学を読むことが多いですが、経理の仕事を始めてから会計関係の本や総務関係の本も読むようになりました。
本は図書館で借りる派です。家に物が増えるのが嫌なので…
近所にある図書館は結構新しい本も置いてくれているので、不便に感じたことはありません。
ただ人気な本は順番待ちになりますが、予約して自分の番になったらメールでお知らせしてくれるのでありがたいですね~。
今はどこもそうなのかしら?
そんなわけで、今回読んだ本はこちら↓
(amazonのリンク張らせていただきました)
お局美智 経理女子の特命調査 (文春文庫) 著:明日乃
自分の仕事と同じテーマの内容って面白いですよね。
最近だと、NHKで放送していた「これは経費で落ちません!」や、TBSの「おカネの切れ目が恋のはじまり 」なども観ましたが面白かった。
今回読んだ本は、建設会社の経理さんのお話です。
会長からの信頼の厚い経理職員の美智さんが、会長からの命で社内を盗聴し会社の危機を回避する…といったお話。
そんなことをしていいのかはさておき、会社の内外でおこるトラブルや人間関係が結構リアルだと思いました(笑)
あとは主人公である美智さんの考え方にとても共感しました。
経理をしていると、(盗聴していなくても)社内の動向がなんとなくわかります。
社員の誰かが、不正とまではいかなくても、ちょっとしたセコいことをしていたりなんて事は、結構わかったりします。
でも、会社が倒産したり、犯罪行為とまではいかないことであれば大体は見て見ぬふりをします。
理由としては、そもそも関わりたくなかったり、個人的に恨まれたくもないですし、
こんな細かいことで社長を含む役員たちが動くとは思わないからです。
でももし私が報告をしたら、上司は放っておくわけにはいかないですよね。
そうすると、本来もっと大切な業務があるはずなのに、滞ってしまうかもしれないですし、
細かいことをいちいち報告していたら、会社のために報告したはずなのに、
私がそのうち腫れ物扱いされてしまうリスクもあるわけで、
セコいことをしている社員のために私がそんなリスクを負うのは御免なので、
私の中で情報を取捨選択して、必要なことは上司に報告するようにしています。
考え方は人それぞれですが、私はそのようにしています。
話がそれましたが、今回の主人公の美智さんもそのタイプのようで、
とにかく大事なことは、
日々穏やかに自分の仕事ができ、そしてその環境(会社)が長く存続すること
ということでしょうか。
話のところどころにその考え方が出てくるので、その度に共感してしまいました。
続編も出ているみたいなので、読みたいなと思います。